安倍一強に対抗するには野党の共闘が必須と言われていたが、今は昔の話になりつつあるようだ。立憲民主党が党勢を拡大しようとしている。先月、枝野代表が「当面の活動方針」という紙を配布した。それによると、参院比例区は立憲民主党の単独候補を立て、他党の候補の引き抜きも含む、とある。野党第一党としての見栄を張る魂胆だ。でも、政党支持率は、自民党の37%に対し立憲は6%しか無い。「野党第一党」という言葉が上滑りしている。菅元首相が「国民民主党は解散すべき」と発言し、枝野が菅を叱責したがヤラセに映る。見方を変えると、立憲は自民の援護射撃をしているとも言えそうだ。何でも反対の立憲は昔の社会党そっくりだ。国民民主は民社党に似ている。同じ道を歩むに違いない。最早野党には期待出来ない。野党が自滅し無くなり、自民が分裂して二大政党になるのが、最善の道なのかもと思えてならない。そう考えると、細野は先が見える政治家なのかもしれない。
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