5月に改元される元号が発表された。新元号は「令和」だ。英弘、久化、広至、万和、万保、令和の6つの中から有識者らにより人気投票で選ばれたとのこと。日本の元号の典拠が日本古典(国書)となるのは初めて。祝賀ムードに包まれている。選定の経緯は以下の通り。3月14日政府が学識者に新元号の考案を正式に委嘱し候補案を6案に絞り込んだ。安部が状況を皇室に報告。今日有識者6人による「元号に関する懇談会」を開催し意見を募った。選ばれたのが「令和」。衆参両院の正副議長に提示後臨時閣僚会議。安倍首相が一任を受け「令和」に決め閣議決定した。この間情報漏れを防止するため会議出席者から携帯が取り上げられた。如何にも公正厳粛・冷厳厳かに選定されたかのように見える。でも実態は恣意的だ。最終案に「令和」は無かったが、安部の命により付け加えられた。学識者も有識者も両院正副議長も閣僚も儀式としての飾り物的存在だったということだ。経緯はともあれ、改元で人心が一新することは良いことだと思う。目出度くも有り、目出度くも無し。