タクシー規制がほんの少し緩和されそうだ。国交省がタクシー運賃のルールを見直し、乗車前に運賃を確定するサービスを解禁するという。車を降りるまで運賃が分からないのは不安だ。パリでタクシーに乗った時そう感じた経験がある。特に訪日客は相当不安に感じているはずだ。解禁されれば利用者は増えるに違いない。タクシー規制は多い。相乗りも規制されている。でも深夜の駅前で長い行列で待たされる客にとっては、相乗りはありがたい存在だ。ましてや、Uberのような素人が運転するタクシー擬きの規制撤廃など夢のまた夢的存在だ。しかし、タクシーの無い田舎などでは極めて重宝な交通手段になる。全国一律に規制すること自体が間違っていると思う。国交省が少しだけ規制を緩和しようとする試みは、小さいが大きな一歩だと思う。お上意識がお客意識に変わりつつある兆しなのかもしれない。
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