来年秋の茨城国体に合わせて文化プログラムとしてeスポーツが加わることになったとのこと。サッカーゲーム「ウイニングイレブン」と人気パズルゲーム「ぷよぷよ」とプレイステーションのレーシングゲーム「グランツーリスモ」。茨城県は、県の新しい文化としてeスポーツの定着と発展を目指すためと、集客率アップのためだと言う。だが、国体とeスポーツは全く別の世界だ。客集めのためeスポーツを導入するのは邪道と言える。そもそも、国体は戦後国民の体力増強と、全国各地にスポーツ施設を充実させるために設けられた大会だ。会場は各県持ち回りで、戦後72年が経過したのでもうすぐ2周する。既に各県には立派なスポーツ施設が出来ている。指導者も育ち、既に当初の目的は達成している。しかも、開催県が必ず天皇杯を獲得仕組みになっている。スポーツ屋の稼ぎ場になってしまっている。全国大会と言っても、なんちゃって競技大会なのだ。eスポーツの導入は最後の悪足掻きに映る。県は真のスポーツマン育成に注力すべきだと思う。
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