昨日で築地市場の営業が終わった。今朝からターレの大移動が始まった。荷物は2トントラック換算で約5300台分に上り、4日間でターレやフォークリフトも計約2600台移動させる計画とのこと。2016年夏に小池が都知事に就任して以来、地下水汚染対策は殆ど進んでいないが、何故か移転が決まった。地下水以外にも問題は大ありだが小池は口を閉ざしたままだ。平気なのだろうか。仲卸業者の店舗スペースが狭く、かつ大量の洗浄水が流せない。スロープが急で狭くて車両の運転が危険過ぎる。床の強度不足。トラックの積み卸しにウイング車が使えないから、効率は悪いしコールドチェーン化出来ない。すでに一部で地盤沈下が始まっている。地下水位が下がらないばかりか、先日は吹き出した。諸々の問題はあるが、活動が始まれば現場の人が知恵を出しながら解決していくことになるのだろう。それにしても小池は無責任だと思う。移転反対の旗を揚げて当選したのに、地下水汚染問題も解決せずに、移転日を決め、設備の欠陥には見向きもしない。いや、元々、地下水汚染問題など存在していなかったのだ。針小棒大にして政治利用しただけだ。せめて設備の欠陥対策に汗を流す程度のフォローはすべきだったと思うのだが。
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