今年はマツタケが豊作とのこと。テレビでマツタケ名人が雑菌が生えないように枯れ葉を取り除くことと19度がキーだと話していた。未だにマツタケの栽培はとても難しそうだ。ところが、バカマツタケの人工栽培に成功した企業があるとの情報が流れた。バカと言うから紛い物のイメージが湧くがそうではない。姿はマツタケに似ていて、マツタケよりも味も香りも上だという。マツタケよりも早く発生するので「バカ」が付いただけだとのこと。マツタケは菌根菌類と呼び、生きた赤松などと共生しなければ育たない。だが、バカマツタケはイシタケやエノキタケと同様に、生きていない朽ちた樹木から栄養源を吸い取る腐生菌類だという。簡単に言うと、マツタケ以上の風味のバカマツタケがシイタケのようにスーパーに出回る時代が近づいているということだ。この技術を開発したのは多木化学。株価は暴騰している。それはそれで善し。ただ一つ願いたい。呼称のバカマツタケはやめてほしい!せめてマツダケとかマッタノとかオマタセシマツタケとか、何でも良いから可愛い愛称を付けてほしいものだと思う。
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