ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンで大江選手が久々に優勝を果たした。でも、その陰でスコアカードの誤記で失格した選手もいた。蛭田選手だ。実際に5打だったのに4打と過少申告したからだ。これで、今季の国内女子ツアーでのスコア誤記は5回目になった。日本女子プロゴルフ協会は選手セミナーなどで全選手にも注意喚起をしていきたいとしている。でも何だか変だ。ゴルフのプロ選手は子供じゃあるまいし、対策が甘過ぎると思う。こんな事で選手に気を遣う必要は無い。寧ろ誤記をすれば失格に加えペナルティーを科すくらいのことが必要だ。選手にはスコアカードの提出が終わるまで、気が引き締まった心構えを身に付けさす厳しさを示すべきだ。最近は、ルールに精通していない選手もいるらしい。ライセンスを取ればこの先ずっとプロで通用する。それがおかしい。ルールは時々変更される。常にアップデートが必要だ。と言うことは、たとえプロになっても、定期的にルールの試験を実施すべきだ。試験に落ちればそれなりの罰を科す。ゴルフは技術だけで成り立っているものではない。ルールあっての競技なのだから。ひょっとすると、諸悪の根源はゴルフ協会がルールを軽視していることなのかもしれない。
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