男が一人で黙々と食事をする。何が面白いのだと批判されていたが、自分は独特の心理描写が面白いと思って見ていた。テレビドラマ「孤独のグルメ」だ。毎回名もない小さいマニアックな店が舞台になる。作家の久住氏は相当探索を重ねているのだろう。その主人公井之頭五郎役の松重豊の軽妙さがドラマを引き立てている。その松重豊が降板するとの噂がある。残念に思っていた。ところが「孤独のグルメ」が韓国で最も人気のある海外ドラマに与えられる「ソウルドラマアワーズ」を受賞した。授賞式には松重豊が出席し挨拶を述べたとか。よかった、よかった。先日は、韓国がドラマの舞台になっていた。韓国の人は松重豊に好意的でなかなか良い雰囲気だった。韓国の反日感情は激しいと聞いているので意外な気がした。韓国によく仕事に行く友人によると、反日感情など全く無く、むしろ、日本語の勉強をしたいからと言って積極的に話しかけてくるとのこと。どうも反日感情は韓国政府が煽っているようにみえる。民間外交こそが日韓の架け橋になるのだろう。
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