日本女子ゴルフツアーの来季の雲行きが怪しくなってきた。ツアー数が大幅に減るかもしれない。発端は日本女子プロゴルフ協会LPGAが主催者側に放映権料を納めろと突然言い出したこと。これまでの大会は、冠企業が金を出し、テレビ局、広告代理店と共同で主催者となって行われてきた。LPGAは大会を公認し役員を派遣するだけの存在だった。だから、放映権など存在しなかった。そのLPGAが「公認するから冠企業たちはLPGAに放映権を払え」と突然言い出したのだから、冠企業たちはカチンときた。当然の話だと思う。交渉は宙に浮いてしまった。だから、来季のツアーはまだ決まらない。LPGAの最大の問題点は、何事につけ一方的な通達しか出さないことだ。その心は読みようがない。読めるのは、金集めの魂胆だけ。LPGAが女子ゴルフ隆盛のため、これこれのことをしたいので資金が必要だと主張すれば、納得する人もいるはず。そのプロセスが無い。このブログ「真逆なプロゴルフ協会」にも書いたが、LPGAは優秀な海外選手の出場を拒絶する方向で進んでいる。その理由も未表明のままだ。一体、小林浩美会長は何を目指しているのだろうか。このままではツアー数が激減し女子ゴルフも廃れてしまう。会長が内向的な守銭奴に見えてきた。
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