米国のeスポーツ大会で銃乱射事件が発生し多数の死傷者が出たとのニュース。またまた銃乱射事件かと思ったが、そもそも「eスポーツ」って聞きなれない言葉だ。何だろうかと思い調べてみた。「eスポーツ」とは「エレクトロニック・スポーツ」の略。パソコン、スマホを使って優劣を競う対戦型コンピューターゲームのことのようだ。一昔前から子供たちがゲーム機を通して格闘技などで優劣を競っていたあのゲームと同じだ。ただ、その規模が大きくなり大会場の大画面で多くの聴衆を集めて戦う大会に発展している。賞金総額は100億円を超え、ユーザー数が1億人もいるという。米国の乱射事件の犯人は前年度優勝者だというから、もう狂気の世界だ。そのeスポーツを五輪競技に加える検討をIOCが始めている。今開かれているアジア大会で、eスポーツは公開競技になり日本も選手を送り込んでいる。東京五輪の前哨戦として成功すれば、公式競技に格上げされるかもしれない。五輪の商業化も、これ極まれりという感じだ。でも思う。果たして「eスポーツ」はスポーツなのだろうかと。WHOは、やり過ぎで日常生活に支障が出るゲーム依存を「ゲーム障害」として国際疾病分類に明記する予定だ。IOCはeスポーツを取り込み精神疾患を増殖しようとの狙いなのだろうか。全く理解不能。
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