台風シーズンはまだ終わっていないが、今年ほど台風に翻弄された年は無かったのではないかと思う。7月上旬に倉敷市吉備町を襲った台風7号は、日本に上陸しなかったものの梅雨前線を刺激し未曽有の被害をもたらし、未だに復旧出来ないままでいる。その後、7月17日の台風9号が現れて以来、今日まで38日間も台風が天気図に表示され続ける日が続いている。これまでに日本列島に接近した台風は8つで、そのうち12号、15号、20号の3個が日本に上陸した。台風12号は特に異例だった。日本周辺で逆「の」の字を書いた。今までにない進路を進み、各地に想定外の被害をもたらした。台風20号は、猛烈な雨と風を伴い、四国、近畿に被害をもたらし、強風圏は日本全土を覆った。通常であれば、関西に上陸した台風により、関東圏で強風が吹くことは殆ど無い。如何に大型台風であったかが実感出来る。世界を見ると、欧州では日本以上の猛暑が続き、米国では乾燥による大規模な山火事が発生し、北極海では氷が溶けている。本当に人為的な温暖化の所為なのだろうか。自分は産業革命由来の温暖化などとは思っていない。自然の神様の気まぐれだと思う。人間に出来ることは「現実の困難に対処することだけ」だ。そのうち寒冷化になり、新たな対策が求められる事態が発生し人類が右往左往するのは目に見えているのだが。
コメントをお書きください