富田林署の面会室から逃走した容疑者が未だに捕まらず1週間が過ぎた。大阪の住民は不安を強いられている。面会室ドアブザーが鳴らないように放置されていた。接見終了を確認する警官が不在だった。弁護士は接見終了後に警官に伝えることになっていたが、容疑者に「自分が伝える」と言われて、そのまま帰ってしまった。逃走が発覚したのが2時間後、警察署が富田林市に報告したのが16時間後。警察は連日3000人態勢で行方を追っているが、犯人情報を小出しにするので市民の真面な協力が得られない。惨憺たる状況だ。警察の大チョンボと言える。チョンボと言うよりは、箍が緩みまくっていると言うべきだろう。事前の予防策も酷いが、事後の対応も酷い。まるで世田谷一家殺人事件の事後対応と同じだ。犯人に関する情報を小出しにするから、有力な目撃情報が得られない。失敗が教訓になっていない。一方、警察と同じくらい責任があるのが弁護士だ。弁護士が帰るときにルール通り警官に声をかけていれば、このような事態には陥らなかった。だが、未だに弁護士からの謝罪は無い。日本弁護士連合会も知らん顔している。本来であれば、日弁連も真っ先に謝罪すべきもの。どうやら弁護士とは、己の過ちについては反省も謝罪も出来ない人種のようだ。
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