エジプトで、フォロワーが5000を超えるツイッターやフェイスブックなどの個人アカウントを「メディア」と見做す法案が可決された。エジプトではメディアに対する規制が厳しく、記者が長期間拘束されるのが日常茶飯事とのこと。今後は個人でも政府がフェイクニュースを流したと判断すれば刑事罰を受けることになる。でも何がフェイクニュースなのか定義は曖昧だ。要は政権批判をすれば、それが対象になるということだろう。相変わらず政情が不安定ということだ。自分にとって、エジプトは事の外思い入れがある。このブログを始めたのが2011年2月13日。初めて書いたブログがアラブの春でムバラク大統領が辞任に追い込まれたニュース。エジプトは今後どうなるのだろうかという思いと、ブログを始めてみたものの今後書き続けることが出来るだろうかという不安が重なった。エジプトでは、その後ムルシー政権が誕生したがクーデターにより軍事政権になった。2014年の大統領選でシーシーが当選し民政へと復帰した。シーシー政権は、ISテロとも戦いながら新スエズ運河や広大な新首都の建設を強引に押し進めている。まさに波瀾万丈の変化を続けている。一方我がブログは7年以上も毎日書き続けている。中断も無ければ飛躍も無い。まさに平々凡々と。
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