西日本豪雨で多数の犠牲者と大規模な浸水被害が発生した。自然災害発生時には政府の緊急対応が必須。首相を筆頭に、防災担当相、国交相、防衛相らは災害対策を第一に行動するのが常識中の常識だ。ところが、西日本豪雨で被害が出ている最中に、自民党は「赤坂自民亭」なる宴会で盛り上がっていた。中には陣頭指揮すべき首相と救助の主体となるべき防衛相もいたのだから、如何にも危機意識の低さが分かる。更に、被害が拡大しているのに国交相は災害対策を放って、カジノ法案審議の参院内閣委員会出席を優先していた。野党は非常事態として審議延期を求めたが、自民の委員長が職権で開催を決めた。委員長の独断で決められるはずがない。政権トップのご意向と受け取るべきだろう。総じて俯瞰すると、政府・自民は自然災害発生など眼中に無いということだ。国民の命より宴会やカジノが優先なのだ。災害の最中に赤坂自民亭を開けば、通常であれば野党が噛みつく。だが、一向に非難の声は聞こえてこない。それもその筈、その日は枝野も元民主党の大物を集めて宴会中だったから。でも、元民主党の宴会は許されるべき。何故なら、非常事態時には何の役にも立たないことが実証されれているからだ。静かに邪魔しない範囲で飲んでいれば良いと思う。
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