「ランチ難民を的に自販機に弁当注文機能搭載」との記事が目に付いた。時代は変わったものだと思う。20年前頃自分は有楽町の本社勤めだった。昼食時に行列の出来る飲食店など殆んど無かった。混んでいれば、隣の店に行けば済んだ時代だ。だが、今やオフィイスも高層ビル化されている。オフィイス街では昼食を摂るのが困難になっているという。まず、下に降りるにもエレベーターが満員で通過してしまうし、食事後上るのも又一苦労する。これだけで昼休み時間の半分は費やされてしまう。更に殆んどの飲食店は行列だから、食べる時間すら無くなってしまう。これがランチ難民を生み出す要因だ。サントリー食品とぐるなびが、弁当も注文出来る自販機を開発したと発表した。飲料を買う方法と同じでお金を投入して専用ボタンを押すと、近くの飲食店が作る弁当を届ける仕組み。サントリーは自販機の利用を促して飲料販売増を狙う。一方、購入者はわざわざ下界に降りなくても昼食に有り付ける。まさにWin-Winの発想だ。時代が変わると共に商売形態も変わるものだと感心した次第。
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