ロシアW杯が酣だ。リーグ戦が終わりベスト16が出揃った。日本の相手はFIFAランク3位のベルギー。テレビ番組では、ベルギーの強さだけが強調されている。日本のFIFAランクは61位なのだから当然と言えば当然なのかもしれない。でも番組に出て来るサッカーOBたちは、日本の勝ちか引き分けを予想している。ベルギーの圧倒的な強さを認識しているOBたちは日本が負けることを前提にして、日本人としての手前オベンチャラを言っている様子が手に取るように分かる。ところが、トルシエもオシムも見方が違う。トルシエは、西野監督になって甦った日本の攻撃性を評価している。日本には失うものは何もないのだから、攻撃性を発揮出来れば負けるはずがないとコメントしている。オシムは、勝つ可能性は日本の方が少し高いと見ている。1度もタイトルを手にしたことのないベルギーは強い野心を抱いている。両刃の刃だ。そこに日本が付け入る隙がある。日本の攻撃性が噛み合えば日本の勝利も見えてくると言う。結局、日本のOBたちは本心では「勝つ訳ないでしょ」と言っているが、トルシエもオシムも「勝算は充分日本にある」と言っている。増々7月3日真夜中の試合開始が楽しみになってきた。この試合だけは夜を徹して応援しながら観ようと思う。
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