韓国政府が金正恩・トランプ会談を提案し、両者が会談に合意したと発表した。少なくとも5月までに会談を行うとし、北朝鮮情勢は大きく動き出した。トランプや日本政府は、制裁の効果だと言っているが、果たしてそうだろうか。米国にとって、次なる手段は爆撃しか残されていない。3月20日に米国が北朝鮮を爆撃するという噂は本当かもしれない。それを察知した正恩は急遽微笑み外交に切り替え、対トランプ会談を望んだのだろう。トランプは「非核化が実現するまで制裁を維持し対話は行わない」と言っている。だが5月までに北朝鮮の非核化が実現出来るはずがない。でも会談に合意した。矛盾している。だが、前言を取り消すことが得意なトランプだから、会談は実現するかもしれない。ではトランプの狙いは何だろう。非核化と制裁解除の合意はあり得ない。会談は決裂する。トランプは正恩が核・ミサイルを放棄しないことを前提にして会談に何を求めるのだろう。多分北朝鮮が非核化を拒んだという爆撃行為のお墨付きを得るためなのだろう。金正恩・トランプ会談は早計だと思う。喧嘩仲間が会談したからといって直ちに仲直りする訳がない。正恩が折れてひれ伏すまでただじっと未来永劫制裁は続くと思わせるべきだと思う。でも会談が先行する。結局北を好きな韓国の文大統領の行為は、北への爆撃を早めるだけかもしれない。
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