今日の話は少し込み入っているが少し面白い。推察して判読して欲しいと思う。いま世界は「オオカミ少年」のその後を如何に読み解くかにかかっているのかもしれない。北朝鮮が韓国と宥和すると言っている。世界は北朝鮮に何度となく裏切られてきた。このまま真の宥和に進めば好ましいが、期待は出来ないのが常識。ネットで「オオカミ少年」を検索すると、トップに「嘘をつく子供」が出てくる。グリム童話に出てくるあの少年だ。「狼と羊飼い」とも言う。羊飼いの少年が、退屈しのぎに「狼が来た!」と嘘をついて騒ぎを起こす。だまされた大人たちは武器を持って出てくるが、徒労に終わる。少年が繰り返し同じ嘘をついたので、本当に狼が現れた時には大人たちは信用せず、誰も助けに来なかった。そして村の羊は全て狼に食べられてしまった。少年は泣き叫んだが、泣き声を聞きつけた大人たちは羊を失ったことに怒って少年を殺したので、少年も羊たちのあとを追って冥界に赴くことになった。嘘ばかりつくオオカミ少年が北朝鮮で、大人たちは米国で、羊が日本で、狼は核爆弾と考えるとストーリーは少し似ている。でも本質的に全く違う。似ているのは「何度も嘘をついて騙してきたこと」だけだ。オオカミ少年は我が身が危なくなり狼は来ないと言い出した。さて大人たちはオオカミ少年にどのように反応するのだろうか。
コメントをお書きください