今年の冬は寒かった。3月に入りやっと暖かくなりホッとしている。だが、世界各地では大寒波の襲来で多くの被害が出ているとのニュースが多い。温暖化、温暖化と騒がれているのに、あれは何だったのだろうかと思う。実は、温暖化ではなくミニ氷河期に向かっているという説もある。3年前英国の大学教授が、高い確率でミニ氷河期が到来すると発表した。その根拠は、太陽の黒点が急激に減少しているからだという。太陽の活発さは黒点の数が指標になっている。2014年2月は100個程度だったのが、2017年末には10個以下になり、最近はゼロの日も有るという。その状況が約300年前に世界が寒冷化した時と似ているからだと言う。当時地球の平均気温は約1.5度下がった。ロンドンのテムズ川が凍りつき、江戸時代の日本では飢饉が頻発した。寒冷化の要因は黒点だけではない。最近世界の各地で火山が噴火し噴煙を空高く舞上げている。その噴煙が成層圏に達し地球を包み込み太陽光を遮断する。地上の温度は下がるばかりだ。嘗てこのブログ「温暖化vs寒冷化」で寒冷化の方が人類にとって厳しいはずだと書いたことがある。寒冷化対策は今から始めても決して遅くはないと信じている。
コメントをお書きください