YOSHIKIとGACKT

この年末から年始にかけて、相当努力して普段見ないようなテレビ番組を見続けてきた。30日はレコード大賞、31日は紅白歌合戦、そして1日は「芸能人格付けチェック」だ。勿論「芸能人格付けチェック」を見るのは初めて。芸能人が本物か偽物を言い当てるための眼識、見識、味識を競う番組だ。100万円と5千円のワインを飲み比べるコーナー。数億円と80万円の楽器を聞き分けるコーナー。食べ物の味覚を試すコーナーもあった。質問に正解すれば一流芸能人の地位は保たれるが、不正解では、二流、三流そして名も無く消えていくというルール。なかでも、ピカ一だったのが、YOSHIKIとGACKT。GACKTは55連続正解で注目を集めたが、自分が心底驚いたのはYOSHIKIだ。YOSHIKIもGACKTも自信満々に答える。しかも両者共全問正解を果たした。所詮、テレビ番組だから、ヤラセだと思うのが当たり前。でも、自分にはヤラセと思えなかった。それ程までに緊張感があった。更にその緊張感以上に感じたのが、YOSHIKIの非凡な才能。只単にX JAPANのドラムを叩いていた訳では無かったことを肌身で感じた。GACKTも凄いが、YOSHIKIは最と凄い。こういう人物が正に一流の真のタレントだと思う。否、思い知らされた。