先日ネットに「橋爪功が不適切発言」との見出しが載っていた。NHKの番組で放送中に局アナが謝罪したが「何が」不適切だったのかは内容は言わなかった。覚醒剤か何かで捕まった息子に関する不適切な発言かと思っていた。後日その内容が判明した。「若手俳優に言いたいことは?」と問われた橋爪が「NO。言いたいことってない。でも、馬鹿だ、チョンだ、死ねとか、ひでえ、とかは言います。理屈立ててというか、丁寧になんかは言いません」と答えたようだ。この発言にNHKが過敏に反応し謝罪したとのことだが、何故だか分からない。マスコミ報道によるとこの「チョン」が問題で、何と放送禁止用語なのだそうだ。辞書を引くと「チョンとは、句読点、幕切れ、解雇、俗語で一人前以下」の意味がある。ところが、辞書には載っていない俗語で朝鮮人を指す蔑称の意味もあるようだ。だが、橋爪の文脈からチョンを朝鮮人と解釈する人などいない。明らかに、一人前以下と言っているに過ぎない。NHKの反応が過敏過ぎるのだ。そう言えば、バカチョンカメラも姿を消した。カメラ自体が無くなった訳ではない。バカチョンという愛称が無くなり、簡易カメラと言い換えるようになったからだ。放送局の常識は非常識だと思う。自分には「放送禁止用語」が一人歩きを始めたように映る。
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