福島原発の核燃料がメルトダウン後、圧力容器内には残っていないことを証明したミュー粒子が、今度は別の世界で歴史的な発見をしたようだ。エジプトのクフ王の大ピラミッドの中心部に未知の巨大空間があること発見したとのこと。石で出来たピラミッドの内部を調べることは容易ではない。それでも、石に穴を明けたり爆破して王の間、女王の間、大回廊を発見してきた。だが今回は最先端の科学を利用した。空から降り注ぐ宇宙線であるミュー粒子は、分厚い岩をも透過する。密度の高い物質に当たると一部が吸収され、空洞など密度が低い部分では吸収されにくい。検出器で粒子の飛来方向と透過率を計測すればX線のように内部を透視出来るという訳だ。ピラミッドの中央下部と外側下部に検出器を置き、空洞の場所を特定した。その結果、大回廊の上部に長さ30メートル以上の空間があることが判明したとのこと。場所さえ特定出来れば、その内何とか辿り着けるだろう。そこには何があるのか、夢は膨らむばかりだ。温故知新ではなく応新知故とでも言うのだろうか。アッパレ!最先端科学技術。
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