大町・安曇野への旅は、今日で3回目になる。北アルプスの裾野にある安曇野平野は一面に青い田圃が広がっている。温泉があり、美術館が多く、農作物も有名だ。安曇野ちひろ美術館、碌山美術館、穂高神社、大王わさび農場などが代表的だが、既に行ってしまった。新規な名所を探し歩いたが、時間が余ってしまった。そこで観光果実園で果物狩りを体験することにした。選んだ先は「ブルーベリー安曇野」。ブルーベリーのシーズンは7月上旬までと思い、電話で確認したところまだOKとのこと。標高660m安曇野市の南西部にあり、松本駅から車で30分の距離。寒暖の差が大きく、雨が少ない環境がブルーベリー栽培に適しているとのこと。ブルーベリー狩りは、入園料1000円、時間無制限食べ放題で400gを持ち帰ることが出来る。ご主人がユニークだ。ブルーベリーに当たるから畑にバッグを持ち込むな。表面の白い粉を拭うな。取り方はこう。パック容器はこう持て。溢すようだと帰ってもらう。と手厳しい。持ち帰りはたったの400gかと思っていたが、思いの外量が多い。350gを摘んだところでギブアップした。ブルーベリー狩りが終わると、美味しいミニトマトを摘んで食えと言う。確かに美味かった。次はミョウガを採れと言う。立派なミョウガだった。更にその次は四つ葉のクローバーを摘めと言う。そして帰りがけにニガウリもくれた。最後にブログを見てくれ、毎日拍手をして欲しいとの依頼。見かけと違い、農業とブログに嵌まりきっている一途なオジサンだった。楽しい思い出の一つになった。
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