高校野球のベスト4が出揃った。珍しく関東の2校が残った。そして準決勝戦は、天理(奈良)対広陵(広島)と東海大菅生(西東京)対花咲徳栄(埼玉)に決まった。問題は、東海大菅生(西東京)対花咲徳栄(埼玉)戦だ。自分は関東に住んでいるから、どうしても関東チームを身贔屓してしまう。自分はつぶし合いを好まない派だ。だから東海大菅生と花咲徳栄が準決勝で戦わないことを望んでいた。ひょっとして、両校が勝ち残り、決勝戦で関東対決が実現するかもしれない。そう想像するだけでも楽しくなる。勿論両校が敗退してしまう恐れもあるが、そういう事態は考えない性分だ。男は夢を追う。ところが、カミサンは違う。生き残り派だ。準決勝で関東同士が戦えば、必ずどちらかが決勝に進出出来るから、この組み合わせの方が良いと言う。女はしぶとく生きる。物事には必ず裏表がある。同じ思いでも、表から見える景色と裏から覗く景色では180度も違ってくる。たかが高校野球の組み合わせだが、貴重な体験をしたと思う。
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