トランプ劇場が果てしなく茶番劇を演じている。これまでの経過に推測を加味すると面白いストーリーになる。米大統領選でトランプがロシアにヒラリーのハッキングを頼んだことは間違いない。投票日直前にFBIがヒラリーのメール問題を調査すると言い出したのもトランプの差し金。その効果は抜群で事前予想をひっくり返してトランプが当選。だが後日トランプにはロシアゲートの疑惑が持たれる。だから当時のFBI長官を解任し調査を妨害する。でも疑惑が長引くため、トランプはプーチンに会い取引をした。プーチンから、トランプはロシアのハッキングや選挙妨害に関係が無いという言質と、ヒラリーの犯罪の証拠を貰った。ヒラリーの犯罪とは、国務長官時代にロシア系会社がカナダと米国のウラン鉱山を買収するのを認めた見返りに数百億円の寄付を受けたこと。バーターとしてトランプはプーチンに経済制裁の解除を約束する。プーチンの言質を得たのでトランプは俄然やる気になる。長男にロシアからは何も得られなかったと証言させ、一転してロシアゲートを調査するよう指示。ところが司法長官は調査を拒否。調査を行えばクリントン夫妻を牢屋に放り込むことになるのを知っていたからだ。多分アメリカの心が許さなかったのだろう。トランプはプーチンとの約束を履行しようとしたが、米議会が対ロ制裁強化法案を可決。圧倒的多数で可決されたため、トランプは拒否出来ず渋々サインした。激怒したのはプーチンだ。即刻ロシア駐在の米国外交スタッフ約800人を国外追放。物語は益々展開していく。現実と想像の世界の境界が分からなくなってきた。
コメントをお書きください