実感として、自分はもう60歳になるのかと思うのだが、実年齢は70歳。近年は昔に較べて、実年齢よりも8掛け程度に若くなっているというから、あながち間違いではなさそうだ。でも年々世代の差を感じるようになった。自分から見れば、少し年下の世代は、戦後のより豊かな時代に育った人たちに見えるし、それより若い人たちは、新人類と言われる異質な生き物にも見える。ましてや10代は異邦人というよりはインベーダーに等しい。そんな折りAmebaTVでマジガチランキングが放送された。10代男女650名以上のアンケートに基づき「カメラの前だけで良い人を演じていそうな芸能人」「マジで選挙に出馬して欲しい有名人」のアンケートランキングが発表された。その結果が面白い。「カメラの前だけで良い人を演じていそうな芸能人」とは、好感度の悪い人に違いない。1位の広瀬すずを筆頭にワースト10に女性が9人もランクイン。女性上位だ。嫌いなAKBが沢山入っていたことに納得。唯一男性は3位に櫻井翔。一方「マジで選挙に出馬して欲しい有名人」の1位は何と櫻井翔。それに、たけし、さんま、マツコが続く。唯一女性(?)はマツコだけ。男性上位だ。70代から見た10代。気が合うはずは無いと思っていたが意外に共鳴する点がある。人を見抜く力に関して、70歳の自分が10代とほぼ同じであったことが少し嬉しい。同時に10代もさほど70代と変らないことに安堵した。世代が変れば、生活習慣も価値観も違う。でも、人を見抜く力に違いは無い。明日が明るく見えてきた。
コメントをお書きください