今年も5月からクール・ビズが始まった。地球温暖化対策のため「衣服の軽装化による冷房の節約のため室温を28度にしよう」と2005年に環境省が提案・導入した。当時の環境相は小池現都知事で華々しく導入した。ところが、当時の担当課長が「科学的知見をもって28度に決めたのではない。何となく目安でスタートした」と言い出した。当時の課長とは盛山現法務副大臣。副大臣会議で盛山に続き関環境副大臣が「28度は不快な温度だ」と発言したから、マスコミが騒ぎ出した。小池現都知事は早速「科学的、法的にも制度設計はしている」と反論した。盛山法務副大臣は何とも無責任な輩だと思う。当時の実質責任者でありながら、いい加減な仕事をしたと威張っている。関環境副大臣はクール・ビズの精神も理解出来ずに、言いたい放題。環境副大臣としての自覚はゼロ。クール・ビズが始まった当初は、誰しも28度は高過ぎるのでは、26度くらいが良いのでは、と思っていた。だが、地球温暖化を止める為には各自が身を持って感じるという意味で、少し高めの28度に設定されたという認識があった。当初から「28度は快適な温度」ではなく「耐えられる温度」なのだ。バカな副大臣はさて置いて、盛山法務副大臣の発言の真意は何なのだろう。間違いなく、都議選での自民援護射撃と見るべきだろう。如何に小池カラーを色褪せたものにするかが目的だろう。それにしても、温度一つで喧喧諤諤。何ともお暇な副大臣たちだ。
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