NHK人気番組「ガッテン」の「血糖値を下げる!デルタパワーの謎」に対し非難が沸き起こっていた。番組では、あたかも睡眠薬で糖尿病治療が出来ると放送。しかも、オレキシン受容体拮抗薬だけが副作用が少ないと強調。それに対し医療現場から非難が殺到。睡眠改良は糖尿病改善の一部で、かつオレキシン受容体拮抗薬の副作用が少ないというのは事実では無いと。すわ、これで長く続いた「ガッテン」も打ち切りかと騒がれていた。ところが、次週の「ガッテン」の冒頭で、小野アナウンサーが詳細に誇張放送であったことを説明した。内容は極めて真摯に反省していたと思う。通常の番組では「不適切でした。ご免なさい」の一言で済ますのが殆どだから、誠実さを感じた。この謝罪で「ガッテン」は延命すると思う。だが「ガッテン」には、気がかりな点もある。1年前「ためしてガッテン」から「ガッテン」に衣替えした。パワーアップするためだと言っていた。ところが、内容は山瀬堕ろしとAKB採用。でも、内容がパワーアップされた訳では無い。内容はいつも通りだ。寧ろ、AKBのウッソーなどの表現が耳障りになった。山瀬の話力がAKBのオノマトペに替わった。これがNHKの言うパワーアップなのだろうか。ガッテン出来るはずがない。
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