引退ラッシュだ。ボクサーの長谷川穂積、俳優の成宮寛貴にお笑いタレントのほっしゃんが続いた。理由はそれぞれ、悲喜こもごも。長谷川穂積は現役の世界チャンピオンで、世界3階級制覇の実力者。いつまで世界タイトルを保持し続けるのかが注目されていた。ところが突然の引退声明。治らぬ故障かと思ったが、そうではない。強さを保ったまま引退するという。察するに、今以上の強さを得るのは限界とでも感じたのだろう。立派な引き際だと思う。今までの絶え間ない努力と、自分を在りのままに見ることの出来る冷静さが、今後の人生でも活きるに違いない。成宮寛貴は友人にチクられ週刊誌沙汰になり、電撃引退をした。薬物使用疑惑を否定したものの本人は雲隠れ。連絡も取れない状況のようだ。真実は本人にしか分からない。開き直って表に出て来た方が良いと思うのだが。このままだと、莫大な契約違約金が発生し、更なる重荷を背負いそうだ。芸歴27年のほっしゃんがインスタグラムで引退を相談中と公表。自身の病気と離婚で、出演回数が激減中とか。思い悩んだ結果なのかもしれない。もっとも以前から引退を口にすることが多かったとの噂もある。理由は兎も角本人が引退を撤回した。誰だって会社を辞めたいと思う事はある。一般人なら話題にも上らないが、芸能人は違う。そこを少し読み違えたのかもしれない。
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