あるフリーアナウンサーが「人工透析患者は殺せ」とブログで発言し、全ての番組を降板させられた。今日本で最も嫌われている人物とも言われている。人工透析患者を攻撃する根拠は、医療費の中で透析費用が断トツに多くかつ伸び率も断トツで社会保障費全体を歪めていることと、患者の何割かは生活が自堕落ゆえ透析を受けざる得なくなったこと。透析には年間500万円かかるが、患者の負担はたったの12万円だ。通常の保険のように3割負担ならば150万円なのだから、透析が異常に優遇されていることが良く分かる。手厚いのは透析治療開始時の厚労省の単純な設定ミス。それが今でも引きずっている。このアナウンサーの主張は極めて的を射ている。ただ「殺せ」はない。この一言で善が悪に、白が黒にひっくり返ってしまった。これを契機に厚労省は透析患者の実態を把握し細やかな方策を採るべきだと思う。教育も必要だ。透析を始めれば後戻りは出来ない。一生透析と付き合うことになることをもっと強烈にアピールすべきだ。中国では急激に富裕層が増え美食家が増えている。取りあえず血糖値を下げる為透析を希望する者が多いという。昔のフランスの貴族は美味しいものを食べるために、腹一杯になると鳥の羽を喉に突っ込み吐いてからまた食べたという。この類いの透析患者は、即刻3割負担に改正すべきだと思う。
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