都知事選の野党4党統一候補として鳥越俊太郎が名乗りをあげた。ところが変だ。記者会見で鳥越は立候補した理由を参院選で改憲派の与党が圧勝したから、その流れを止めるための立候補だと言う。究極の後出しジャンケンなのに公約はまだ無いと言う。他候補の公約も読んでいないので違いを説明出来ないと言う。一体何の選挙に向けた立候補なのだろうかと疑いたくなる。石田純一も会見で国政の事しか話さなかった。そして数日で出馬を断念。両者とも気まぐれで出馬宣言しただけで中身が無い。しかも鳥越は高齢でかつ満身創痍の身。4度のがん手術を受けた身体でハードな役職が務まるとでも思っているのだろうか。例え当選したとしても、任期中の退任の可能性は充分にある。また50億円が浪費されることになるかもしれない。鳥越はつい先日高市総務相の経歴詐称を厳しく追及したばかりだが、自分の詐称には大甘だ。昨年のNHK番組「ファミリーヒストリー」に出演し、鳥越の親戚が提供した家系図に基づき「大友宗麟の家臣だった鳥越興膳」が祖先であると紹介されたが、本物の子孫から抗議を受けデタラメが発覚。しかも発覚後も「鳥越興膳の子孫だ」と吹聴していたというからジャーナリストの風上にも置けない人物と見える。野党4党の推薦理由を聞いてみたいものだ。
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