5年毎に改定される消費者物価指数の調査品目の変更案が総務省から発表された。5年前のお子様ランチ、電気アイロン、ETC車載器などが外され、今流行りのコンビニのセルフ式コーヒー、補聴器、電動アシスト自転車などに入れ替わるとのこと。今どきのお子様はデパートなどには行かないし、Yシャツは形状記憶でアイロン知らず、ETCの標準装備されていない新車などはない。外すのは当然だろう。一方猫も杓子も飲むコンビニコーヒー、老齢化を代表する補聴器、女性や老人に優しい電動アシスト自転車、これは入れるべきだろう。自分は基本的に官僚のやることに些か不信を持っているが、今回の総務省の改定は妥当だと思う。時代の変化に対応している。役所仕事としては珍しいことだとも思う。消費者物価指数といえば、一昨年に日銀の黒田総裁が景気浮上策として2%アップを掲げたあの指数だ。その指数は未だ達成されず、先送りしながら声高に達成するという声だけが今も虚しく聞こえて来る。
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