政治家は見て呉れが大切なためか、頭髪を真っ黒に染めている人が多い。冴えない顔で生え際の5mmほどが白くなっている政治家を時々見かけるが、疲れ切っている様子が手に取るように分かる。TPP交渉の甘利大臣が最近坊主刈りになった。それまで真っ黒な髪だったが、坊主になった途端に白髪になった。TPPの苦労ではなく、染めていたことが証明された。自分は今年69歳になるが、髪はまだ黒い。若い頃と較べると白髪が目立つようにはなってきたが、ロマンスグレーには至らずまだ黒と言える。何故黒さを保っているのかは分からないが、風説の通り海藻をよく食べるからだと思っている。同じ食事をしているカミサンの髪も黒いから風説は正しいと思う。風説によると海藻のヨードが体内の新陳代謝を促し白髪化を防止しているらしい。但し長期間の摂取が必要なようだ。海苔、昆布、ワカメ、ヒジキは日本人の食卓には欠かせない存在だ。ところが、海藻を消化出来るのは日本人だけとのこと。海藻を消化するには、海藻に含まれている多糖類を分解する酵素が腸内にいることが必要だ。日本人だけがその酵素を持っていることが最近の研究で分かったようだ。海藻には水溶性食物繊維が豊富に含まれていて、それが食後の血糖値の急激な上昇を抑制することも知られている。最近では欧米でもヘルシー志向が高まり、海藻を食材として利用する例が増えているという。海藻は、英語でSeaweed(海の雑草)と呼ばれているが、最近ではSea
Vegetable(海の野菜)に昇格したようだ。海藻は、一度に大量に摂るとお腹を壊す。しかしコンスタントに少量摂ると健康に良い。海藻はアルコールとどこか似ているところがあるようだ。
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