猫も杓子もスマホを持ち歩く時代になったと思っていたが、そうでもなさそうだ。ショップではスマホが全盛で、ガラケーは隅に追いやられ機種の選択肢はほとんどない。ところが、契約件数では50/50で有意差なし。年々ガラケーが減ってきたが、昨年は7年ぶりに前年出荷台数を6%上回ったとのこと。ガラケーが復活する気配だ。スマホは若者に向いている。インターネット、SNS、多彩なアプリ、ゲーム、LINE等々好き勝手に遊べる。しかし料金はガラケーの2000円に較べ6500円と高額だ。一方年寄りのニーズは、通話とメール程度でアプリは殆んど不要。タッチパネルよりもテンキーの方が操作性が良い。従って年寄りは圧倒的にガラケー派だ。最近ガラホなるものが現れたようだ。外観は二つ折りのガラケーと同じだが、OSはスマホと同じアンドロイド。スマホと同様にアプリを取り込めるしLINEも出来る。更にテンキーでガラケー並みの操作性を付与したと宣伝している。果たしてそうだろうか。料金はスマホと同じ高額で、画面はスマホより小さくて見難いし、カーソルの操作性にも慣れが必要だ。ガラホのコンセプトは間違いだと思う。ガラケー派は通話とメールと低料金を満たしていれば良い。あとの機能は全て不要だ。但し、デザインが年寄りを小馬鹿にしたような安っぽいおもちゃみたいなものは願い下げだ。
コメントをお書きください