今年の紅葉は何処へ見に行こうかと色々迷った挙げ句、定番の京都に落ち着いた。JR東海の「そうだ京都、行こう」ではなく「そうね京都、やっぱり」になった。まず週間天気予報で雨でないことを確認し、宿を手配した。昨日と今日の1泊旅だ。昨日京都駅に到着し、金戒光明寺から真如堂、法然院を巡り、哲学の道経由で永観堂、南禅寺、天授庵を経て蹴上駅から乗り継いで宿に着いた。中でも真如堂の紅葉は多くも少なくもなく色が鮮やかで「勢い」を感じた。途中の哲学の道は、自分のイメージとはかけ離れ団体客でごった返していた。昔の賢人が思いに耽って散策する姿など全く想像出来ず残念な思いがした。今日一番の紅葉の名所は永観堂だった。イヤと言う程紅葉が多く、色合いも豊富で圧倒された。だが圧倒され過ぎてやや食傷気味になってしまった。紅葉は多ければ多いほど良いと言うものでもないことを実感した。永観堂を見て真如堂の品の良さを確信した。一口に紅葉と言っても奥深いものだ。
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