サムライ・ブルーのアギーレ監督をバックアップするはずの日本サッカー協会が足を引っ張り始めている。アギーレ体制になってからの戦績が1勝1分2敗と振るわず、選手選考基準が曖昧で、かつ14日ホンジュラス戦、18日豪州戦を控えて合宿中なのにメキシコに帰国してしまったことなどで指揮官への不信感が募っている。就任してからまだ3か月しか経っていないのにこの有り様だ。確かに、アギーレは勝ち運には恵まれていないし、素人から見ても選手起用や計画にブレが有り過ぎる欠点がある。その問題は有るとしても、まだ就任3か月。日本サッカー協会は余りにも早急に結果だけを求め過ぎているのではないのだろうか。これでは四半期毎に利益結果だけで経営評価をする欧米の会社と同じで、中長期的な成長は望みようもない。アギーレ体制の最終目標は4年後のロシアW杯出場だ。しからばもっと計画的にステップを踏んで評価すべきだと思う。余りにも目先の戦績だけに拘る日本サッカー協会の姿勢は、日本サッカーの育成をアギーレだけに丸投げしてしまったように映る。今この段階でアギーレを解任するのであれば、丸投げの責任を取って日本サッカー協会全役員も辞任すべきだと思う。
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