男性の平均寿命が初めて80歳を突破し、女性は2年連続で長寿世界一になった。伸びた要因は、日本人の3大死因であるガン、心疾患、脳血管疾患に対する医療技術の向上にあると言われている。一方長寿化に伴い医療などの社会保障費の増大は避けられない。そこで自分があとどれだけ生きるのかを調べてみた。厚労省HPに簡易生命表が載っている。それによると自分の平均余命は17年なので84歳まで生きることになる。ちなみにカミサンは22年なので89歳だ。平均寿命という定義に対し健康寿命という定義もある。文字通り健康に過ごせる期間のことだ。平均寿命と健康寿命の差は、男性が9年で女性が13年。従って、平均的な人生を送れば、最期の9年間は健康ではない生活を送ることになる。とすると、今から8年間を健康に過ごし、その後の9年間は社会のお荷物になってしまうことになる。だから、お荷物にならぬよう健康に努めることは大切だ。しかし老いには逆らえない。某かのハンデを負ったとしても、そのハンデと向き合いそして受け入れた上で生活することが大切だと思う。その意味で今の健康寿命の定義は変更した方が良い。健康とは肉体的なものではなく精神的な健全さをいうのだと。
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