先日サッカーW杯の日本代表23名が発表された。マスコミは事前にサプライズがあるのかと騒いでいたが、サプライズはあった。永らくメンバーを固定していたザックが、殆ど使ったことのないベテランの大久保を選んだ。大久保の選手生命はヴィッセル神戸で終わるのかと思っていたが、川崎フロンターレに移ってから息を吹き返した。今Jリーグで最も旬な選手と言える。だから大久保の選出は、公平な目で見れば決してサプライズではなく順当だ。だが、今までのザックの選手起用法からみれば、サプライズと言える。もしザックが大久保を外していれば選考基準を問われるのは免れなかっただろう。ザックが信念を曲げた、そういう意味でのサプライズだ。一方、日本代表のユニフォームにもサプライズがある。15年間ユニフォームのサプライヤーであったアディダスとの契約延長交渉が打ち切られた。今後はナイキかミズノになるかもしれない。今までのアディダスのユニフォームのうちで、ゴン中山時代が着ていた炎のエンブレムは如何にも戦う姿勢が表現されていて良いユニフォームだったと思う。だが、最近の赤線の入ったものは園児服のようで迫力感がない。要するにダサいのだ。交渉打ち切りの原因は知らないが、そろそろアディダスを見限るときかもしれない。新しいサプライヤーのユニフォームにサプライズを期待したいものだ。
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