大相撲春場所は鶴竜が横綱当確となる優勝を果たしたので、相撲行司に因み、とざいとーざい。東西の前知事が、似ているようで似ていない現状を迎えている。東の前知事は猪瀬。無担保無利子で借りたという5千万円は選挙資金ではないと言っていたが、肝心の虎雄が選挙資金と証言し特捜が家宅捜索に入った。立件されることはほぼ間違いない状況だ。猪瀬の法律音痴が生んだ結果なのだろう。一方西の前知事は橋下。求心力低下を挽回するために、大義もなく選挙をうったが当然盛り上がらず、歴史的な低投票率に終わりそうだ。法律の専門家なので捕まることはないだろうが、支持者を捕まえられない状況だ。両者に共通するのは税金の無駄遣いと押しの強さ。本来する必要もなかった選挙に6億円もの税金を無駄遣いし、かつ結果も残せない。押しの強さは、人を引き付ける魅力ではあるが、両刃の刃で同時に人から忌み嫌われる醜臭でもあるようだ。結局両刃の片側だけを使いこなす技術は、聖人君子にしか許されないものなのかもしれない。
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