未だに討論会も開かれない都知事選は珍しい。立候補者はほぼ出揃ったようだが、主張がテンデンバラバラだから議論しても噛み合うはずがない。元首相コンビの脱原発は強烈だから、自民も必死だ。細川には菅や野田元首相も後押しをしている。一方自民は舛添の応援に党3役と閣僚を投入するようだ。現首相までが応援に入るという。これだけの面子が集まり応援合戦をするのであれば、さぞかし格調の高い応援が期待出来そうだ。そう思っていたがアニハカランヤ、五輪大会組織委員会の会長に就任する森元首相が「原発即ゼロなら五輪は返上」と訳の解らないことを言い出した。五輪を人質にして目眩しさせようという魂胆のようだ。こんな人が五輪委員長になって五輪が無事終わるのかと心配になる。都知事選も東京のことは抜きに進みそうだ。主役不在の都知事選は、これから更なるドタバタ喜劇の第二幕が上がる。中傷合戦の始まり始まり。
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