まさか北陸勢対決になるとは思っていなかったのが、富山第一と星陵の対決。高校サッカーだ。当然2時からのLIVEを観た。ミーハーな自分にとっては、柳沢の富山一高かミラン本田の星陵か、どちらを応援するのかを迷っていた。2020年の東京五輪のため国立が改修されるので、高校サッカーは今年が最後の国立になる。国立競技場の若手の最後のショーだ。それだけに応援が多い。たかが高校サッカーではあるが決勝に4万人も集まったとのこと。観衆の情熱が伝わってくる。試合は開始直後から富山が終始押していた。しかし得点は富山/星陵の0-2で星陵がリード。だが試合終了直前で富山が2-2に追いついた。そして延長戦に入った。この時点で未来の事は誰も分からないから、誰しも手に汗を握ったに違いない。しかし自分は富山第一の勝利を確信した。何故なら、富山には自分がやらなければという積極性があるが、星陵はどう応えるかの受け身だ。勝利は自ずと知れている。勝負とは試合を動かす信念を持った方が勝つに決まっている。結果として富山が勝って高校サッカーの栄冠を手にした。だから勝つべくして勝って、成るべくして成ったような気がした。北陸決戦は日本の誰かに成るべきして成るという真理を与えたような気がした。
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