昨年は生まれて初めて短編SF小説「サッカーボールのような星」を書いてみた。そして去年創設された星新一賞に応募した。勿論頭の中で空想を膨らませ、有ること無いことを如何にも有るかのように描いてみた。このブログに載せてあるので読んでいただきたいが、物語の初めは地球内部のマグマとマントルが噴き出すことから始まる。ところが嘘か真か、現実の世界でマントルが露出している場所が見つかったらしい。日本の最南端沖ノ鳥島の南東の海底に、地下のマントルが露出した世界最大のドーム状の岩塊が存在することが分かったとのこと。岩塊は縦125km、幅55km、高さ約4kmで、東京都の面積の3倍程度の大きさ。その巨大さから、まるで海底にいる怪獣のようだとして「ゴジラ・メガムリオン(巨大な棒状の岩)」と命名されたとのこと。この岩塊は、言わば地球の皮が剥けた状態で、マントルを見るための「のぞき窓」として地球内部の仕組みの解明に役立つと期待されているようだ。勿論マントルは有用金属や宝石になる鉱物を含むため、新たな海底資源として注目されているとのこと。空想の世界で創った「サッカーボールのような星」が、奇しくも現実の世界に出現したようだ。SF畏るべし。今日のブログを読んだ後に「サッカーボールのような星 」を再読すれば、夢の世界に誘う事間違いなし。是非ご一読を。
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