CNNに世界で最も醜い動物と世界一かわいい動物の記事があった。醜い動物保存協会は、同協会の新マスコットを決める投票の結果ブロブフィッシュが選ばれたと発表した。ブロブフィッシュはオーストラリアの深海に住む魚で、おたまじゃくしのような形で大きな垂れた鼻とビーズのような小さな目をしている。ちょうど鉄腕アトムに出てくるお茶の水博士を潰したような顔に似ている。他にノミネートされたのは、鼻の長いテングザルや豚のような鼻のカメだったとか。一方、世界一かわいい動物はCNNスタッフが家で飼えるペット以外から選んだとのこと。1位はフェネック。砂漠にすむ夜行性のキツネで、体は飼い猫よりも小さく、大きな耳とかわいい目が特徴だ。2位以降は目玉が異常に大きいフィリピンメガネザルやパンダが続いている。どうやら醜いものとは、異常に大きな鼻と小さい目のある動物で、かわいいものとは、大きな耳と大きな目のある動物と言えそうだ。人間にもやや当てはまりそうな気もするが、人間は容姿がどうあれ心が表面に現れてしまう動物だ。他人には直接見えない心次第で醜くもなり、かわいくもなるということだろう。
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