このブログは書き溜めもしないし、後付書きもしないようにしている。その日に感じたことを、そのまま表現することが自分の文章の表現力を養うに違いないと信ずるからだ。と言うことで、今回の軽井沢1泊ドライブ旅行から帰ってきたので書いてみた。期待に反したところもあったが、想定外の良い点もあった。まずは反した点。8月下旬になれば人出は減るはずと思い込んでしまっていたこと。星野リゾートの周りは賑わっていて駐車も出来なかった。そしてテレビで人気の宿は、放送内容以外のことは想定外の内容だったこと。野鳥の森を散策したが、我が家の周りの鳥の鳴き声と殆んど変わりはなかったこと。レイクニュータウンは見る影もなかったこと。BBQのパターゴルフは今まで経験した中でも最低のコンディションだったこと。不満も多いが、一方良かった点も多くあった。セゾン現代美術館のカンディンスキー「軟らかな中に硬く」の細やかな「背景の配色」に感動したこと。千住美術館の「手前に水を張った馬鹿でかい滝」に圧倒されたこと。塩沢湖のペイネ美術館で、カミサンが自分を「ペイネのセンスと似ているね」と言ってくれたこと。中でも一番感動したのが昼食をしたブレッド&バターという名のイタリアン。レイクニュータウンの近くにある。12時近くに自分達は辿り着き一番乗り。どんな店かと思い周りを見渡すと、壁にはジェームス・ディーン、そして解読できない80年代の誰か分からないサイン。昔は相当流行っていたんだなあと思った。そしてその後、人が次々と入ってきた。何とその人達が自分を遥かに超える先輩と言うか老人だ。70から80歳代の方々が集う店なのだ。ほぼ満席になった。今までこんな店を見たことはなかった。これほど心に残った店はない。
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