中国の動物園がアフリカライオンとして展示していた動物が、鳴き声で大型犬であることがバレテしまったというCNNニュースがあった。それをきっかけに昔のことを思い出した。自分が子供の頃の大昔の夏祭りでは、人魚の見世物があった。世にも不思議な手の指が4本、足の指は5本と客を呼び込んでいる。手の指が4本とはどういうことなのだろうか、はたまた人魚の足とはどこに生えているのだろうかと、興味津々で見世物小屋に入ってみた。これが人魚ですと見せてくれたのがサンショウウオだった。人魚とサンショウウオとのギャップにガッカリしたことと、サンショウウオの気持ち悪さにビックリしたことは今でも鮮やかに覚えている。これに較べれば中国のライオンは可愛いものだ。動物園の過ちは、ライオンはネコ科なのに犬を展示してしまったことかもしれない。いやアフリカライオンという名前の犬を真っ当に展示していただけかもしれない。文化の進歩が人間を成長させる出来事のような気がする。
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