昨日は数十年ぶりに屋上ビアガーデンに行ってきた。テニス仲間の暑気払いとアメリカの友人来日の歓迎を兼ねた飲み会だった。いつもは閑散としているデパートなのに、土曜の為か屋上は盛況だった。幹事が要領よく予約をしておいたのでスムースに飲み会は始まった。予約をしていない人達は長い列をなして順番待ちの状況であった。昔のビアガーデンといえば、飲み物はビール、つまみは枝豆と焼き鳥と相場が決まっていたものだ。ところが昨今のビアガーデンは違う。飲み物だけでも、ワイン、焼酎、日本酒、ジュース、そしてビールは数銘柄も揃えている。勿論セルフの飲み放題。つまみは枝豆とプルコギだった。強か飲んだ後周りを見回すと、30~50歳代の人が殆んどだ。活気がある。何か分からない勢いを感じた。だがこのデパートはいつも閑散としているので、その活気さが異様に思えた。同時にこのデパートは何故いつも閑古鳥が鳴いているのだろうかと不思議に思った。工夫次第で集客は可能なはずなのに、どうして知恵を出さないのだろうかと。辿り着いた答えはテナントだ。このデパートはテナント貸し商売がメインのようだ。客はテナントのネームバリューが呼ぶとでも考えているのだろう。知恵の出せないビジネスモデルには明日はないとも思った飲み会であった。
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