久々にプロ野球オールスター戦のテレビ中継を最後まで観た。この10年位は余り観なかったし、観ても面白くもなく飽きてしまうので途中で消すことが常だった。ところが今日の野球は面白かった。先発田中対前田の投げ合いで始まり、沢村、大谷らのストレート勝負は迫力があった。何と言っても大谷がピカ一だった。150km以上の剛速球13球で1イニングを0に抑え、打者としてのヒットはなかったものの守備ではナイスプレーも披露した。ベテラン選手は最後にオマケで出てきたようなところも良かった。今日のゲームを最終回まで観ることが出来たのは、若手が主役となり活躍したからに違いない。例年であると、ベテランが大きな顔をして主役を張るが、大して活躍する訳でもない。期待以下の結果しか残せない。スポーツの醍醐味である先の分からないハラハラドキドキを醸し出すことが出来ない。だから面白くなかった。活きのいいフレッシュな顔ぶれが活躍すれば野球人気は復活しそうだ。だがそのためには、監督やオーナーの若返りが必須のようだ。
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