非常に珍しいことだが、昨日も今日もカミサンのいないフリーな日になった。孫の手術の関係でカミサンが長男の家に泊まることになったからだ。我が家では、テレビの観たい番組はスポーツ以外は録画して、観たい時にCMを飛ばしながら楽しむことが多い。今日はカミサンもいないので普段は観ないような番組を直接見てみようと思った。偶々「名曲ベストヒット歌謡」という番組を見た。1960年から80年までのヒット曲を特集していた。1960年といえば自分が中学2年生、80年は社会人9年目のバリバリであった。殆んど全部の曲は一度は口遊んだ歌だった。今でもカラオケで歌えそうな気がした。そこで昔の失敗を思い出した。テレビを見ながら歌手と一緒に歌うことは易しいので、自分も簡単に歌えるものと勘違いする。歌える積りでカラオケに挑んでも、そう簡単に歌えるものではない。何度か歌えず恥をかいたことがある。その恥が原動力となり今の自分の持ち歌が出来たように思う。人は誰でも十八番なるものを持っている。その十八番は努力もせずに手に入いるものではなく、血と汗の結晶であることは間違いない。歌謡番組を見ていただけだが、カラオケの思い出が走馬灯のように蘇ってきた。
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