イチローを慕ってMLBに移籍した川崎がブルージェイズで活躍している。川崎はソフトバンクでの不動のスタメンの地位を敢えて捨て、条件が落ちるマイナー契約を交わしてイチローのいるマリナーズに行った。心底野球が好きなんだなとは思ったが、同時に認められなかったらどうするのだろうかと当初は心配した。その後イチローはヤンキースに移り、川崎はブルージェイズに移った。尊敬するイチローのいないブルージェイズで川崎のモチベーションは果たして上がるのだろうかと更に心配になった。ところが川崎はメジャーに昇格したばかりではなく、大活躍だ。時々タイムリーを放つが、大活躍とはそのタイムリーだけではない。ダンスやお辞儀のパフォーマンス、片言英語で抜群のコミュニケーション、最早チームのムードメーカーとしての座を確保してしまった。何と地元では7月のオールスターに川崎をショートにという運動が起こっていて、他チームにも波及しているとのこと。川崎は米国の野球ファンを虜にしてしまったのだ。ムネリンのオールスター出場は決して絵空事ではない。川崎の渡米時の決断と抜群のコミュニケーション力に拍手を送りたい、勿論野球バカにも。ムネリンが日本の若者に与える影響力は計り知れない。
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