民営化による成果という花が咲き出したようだ。佐賀県武雄市は図書館の運営をTUTAYAに任したところ、来館者が大幅に増え満席が続いているとのこと。埃臭い古びた図書館より、スタバを併設したお洒落な図書館の方が、誰にとっても居心地良いに決まっている。横浜市は過去全国で一番多い待機児童を抱えていたが、企業の参入推進で待機児童がゼロになったとのこと。工夫次第でやれば出来るのだ。政府は国が管理する空港の運営を民間に与える法案を今国会に提出している。民営化すれば気の利いた施設も増え、使い易さが向上して、利用客も増え、着陸料も下がって良いことずくめだ。地下鉄や高速道路や上下水道など民営化すべきものは山ほどある。アベノミクスの第3の矢である成長戦略の一つは、民営化するための規制撤廃だ。それが出来るか出来ないかは、政治家が既得権勢力の抵抗を振り切れるかにかかっている。今までそれを乗り越えた政治家は殆んどいない。乗り越えられれば安倍は稀代の首相となる。武雄市や横浜市を見習って、世の中の仕組みを変えることの出来る政治家の出現を期待したい。
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